こんにちは。
操体プラクティショナーの大堀です。
一週間お休みしてしまってすみませんでした。
最近のテーマは「手放す」です。
続きは編集後記にて
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●プラス思考の罠 後編
プラス思考であろうとすることでネガティブな感情を抑え込み、
それを体に溜めることで凝り、歪み、痛みになるというお話をしました。
では、どうすればいいのか???
それこそいろんな方法がありますが、
1つは体が気持ちいいと感じることをしてあげることです。
操体で気持ちのよさを味わうことで不思議と体に溜まった感情が抜けていきます。
その証拠に施術後はお腹が凹んですっきりし、息が楽にできるようになります。
(前にも書きましたが、感情は筋肉に溜まるのです。内臓も筋肉です)
また、ネガティブな感情をそのまま言葉に出して認めてしまうのも有効です。
たとえば、「私は○○についてめちゃめちゃムカついています!」
とハッキリと言った後、
「ああ、そう思っていたんだね〜」
ともう1人の自分をつくり、ネガティブな感情を承認してあげるのです。
一人でカウンセリングするようなものですね。
もちろん、力のあるカウンセラーと二人でやる方が効果的ですが。
あとは心にあるネガティブな思いをすべて紙に書き出して、
破り捨てる、もしくは燃やしてしまうというのも効果的です。
要するに方法は何であれ、「認めて、手放す」ことで楽になります。
「認めず、抑圧する」と余計に苦しくなります。
体の凝りや痛みも、「ああ、そうか。こうして欲しかったんだね〜」
と体の声をしっかり受け取ってあげることでよく改善されるのです。
長年体を患って苦しんでいる人も、
まずは今の自分の体を認めてあげることからがスタートなのです。
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http://www.hi-ho.ne.jp/ohori/sotai.htm
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●操体とは?
操体(そうたい)・操体法(そうたいほう)とは、故・橋本敬三医師(1897
−1993)が、日本古来から伝わる正體術(整体とは異なる)に東洋医学のエッセ
ンスを加え、さらに近代医学知識を統合させて体系化したものです。
操体は治療法・テクニックではなく、動物本来が持っている原始感覚(快か不
快かを見極める感覚)を取り戻し、正しい体の理(ことわり)を自分の身体の体
感を通して学ぶ実践哲学・自然法則です。
施術では痛いことはしません。「気持ちいい」という快適感覚を聞き分け、
味わうことによって心身のバランスが改善されていきます。
・筋骨格系の異常改善(肩こり、五十肩、腰痛、頭痛、膝痛、打撲、捻挫など)
・身体のバランス改善と定期的なメンテナンス(病気などの予防)
・スポーツ、武道における身体能力の向上・試合前の身体調整
(柔軟性の向上、突き蹴りの威力UPなど)
・O脚、X脚、猫背、姿勢改善など美容的な調整
・不眠、便秘、血行不良、冷え性、足のむくみの改善
・精神安定、リラクゼーションなどの癒し効果
・本当の自分に出会う、自己を確立させる、人生を好転させる...etc
上記に限らず、操体施術を受ける方のニーズは多種多様です。
自らを癒し、養う操体を学べば一生の財産となること間違いなしです。
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このメルマガは、まだまだ一般の方に知られていない操体の魅力をお伝えすること
を目的にしています。少しでも日ごろの生活・健康に役立てば幸いです。
下記のような方におすすめです。
「色々な治療法を試したが、効果がイマイチ。もっと自分にあった療法はないものか?」
「どうも手足の長さが違うし、姿勢も悪い。これは何が原因でどうやったら治るのか?」
「自分で自分を治すなんてことはできないのだろうか?」
「会社の朝礼で使えるような面白いうんちく話はないものか?」
「操体法に興味がある。一体どういうものなんだ?」
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■メールマガジン名: 操体(SOTAI)コラム 自療することのすすめ
■マガジンID: 0000132455
■最新号発行部数:1669部ぐらい
■発行周期: ほぼ毎週水曜日
■発行者:操体プラクティショナー 大堀亮造(おおほり りょうぞう)
33歳、神戸市北区出身、兵庫県立兵庫高校卒。関西学院大学商学部卒。
松下電器産業株式会社に6年間勤務して脱サラ(主に家電量販店ルートのエア
コン担当としてコジマ、ケーズデンキなどの本部商談を担当)現在は操体で独
立開業中。武術研究マニアでもあります。資格・趣味・特技・・・健康管理士
一般指導員、スポーツプログラマー、日本メンタルヘルス協会認定心理カウン
セラー、TFTアルゴリズム、ホームヘルパー2級、剣道二段(兵庫高校剣道
部主将)、少林寺拳法四段(関西学院大学少林寺拳法部第31代主将)、
通背拳4級、スキューバダイビング(アドバンス)、フォトリーディング講座
修了、ファンスキー(サロモンのスノーブレイド)、読書、映画鑑賞etc
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※少林寺拳法と操体をベースとした武術的な身体運用を研究している中
から気づいたことを書いています。
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●編集後記
「手放す」という言葉がキーワードになっています。
どんな心理ワーク、セラピー、治療であれ、
行きつくところはこれを徹底的にやり込むことだな〜と。
禅や武道の本を読んでいると行き着くところは
「恐怖を手放してすべてを受け入れる。無心になる」
これが共通する極意とされているようです。
確かに拳法の乱捕りでも「勝つ」ことを手放したら、
意外と楽に勝てたりしたことが経験上あります。
(もちろん、レベルは低いですが)
手放せない自分の感情を手放します。
なかなか手放せないことを手放します。
手放すことへの抵抗を手放します。
手放すことも手放します。
なんか禅問答みたいになってきましたが、
「手放す」ってのは、とても奥が深いですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた来週!
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